2010FIFAワールドカップ日本代表メンバー23人予想

いよいよ来週月曜日、5月10日にワールドカップ南アフリカ大会に臨む日本代表メンバーが発表される。
当日は、岡田監督の口から23人の名前が呼ばれることになるが、その前に、現時点におけるワールドカップメンバーの予想をしてみたい。

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一般的に、ワールドカップのメンバー23人は、GK3人と、それ以外の20枠をフィールドプレーヤーの各ポジションに2人計算で選出する。

ただ、岡田ジャパンにおけるこれまでのチーム作りにおいては、ユーティリティープレーヤーを複数ポジションで使うケースが多いため、その発想からメンバー選出が行われるわけではなさそうだ。
その典型的なプレーヤーが、阿部と今野になる。

次に、今回のメンバー編成を考える上で、そのベースとなる試合が3月のバーレーン戦だと見てほぼ間違いないだろう。
なぜなら、東アジア選手権で批判にさらされた岡田監督が、その逆風を抑えることが出来た(実際はそうではないが、本人はそう考えているはず)のが、この試合だからだ。

しかも、4月のセルビア戦ではホームで完敗し、再び批判を浴びている。
そう考えると、今、岡田監督の頭の中には、バーレーン戦しか良いイメージが残されていないことになる。

連休前に自身がヨーロッパに飛び、本田、長谷部、松井と面談したことは、その表れだと言っていい。おそらくこの3人は、スタメンに名を連ねるはずだ。
実際、報道陣に対して「この3人はボーダーラインせはない」と、当確のコメントを残している。

ということで、まずはバーレーン戦で招集された20人を改めて整理するところから始めたい。

GK:楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎)
DF:中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、駒野友一(磐田)、今野泰幸(FC東京)、長友佑都(FC東京)、内田篤人(鹿島)
MF:中村俊輔(横浜FM※当時エスパニョール)、稲本潤一(川崎)、遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(グルノーブル)、阿部勇樹(浦和)、長谷部誠(ヴォルフスブルク)、本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:玉田圭司(名古屋)、平山相太(FC東京)、岡崎慎司(清水)、興梠慎三(鹿島)、森本貴幸(カターニャ)

以上が、その20人だ。

で、まずここにGKが1人加わり、残り2枠を選ぶと23人になる。
ただし、残念ながらFWの平山については、その時に大久保が故障中だったというバックグラウンドがある上、今年のJリーグにおけるパフォーマンスがイマイチなので、ここから漏れることになるだろう。

となると、上記のメンバー19人に、GK1人、フィールドプレーヤー3人を加えると、今回のワールドカップのメンバー23人が見えてくる。

まず、GKは第一が楢崎で、第二は川島で確定だ。そしてそこに第三として加わるのは、西川が最有力。都築、山本はないだろう。
(もちろん、川口にあの大けががなかったら、メンバーには加わっただろう)

続いて、フィールドプレーヤーで加わるのは、1人は中村憲剛で間違いないだろう。アゴの骨折がなければ、バーレーン戦でも招集されていたはずだし、今はもう完全復帰を果たしている。

次にメンバーに入りそうなのは、大久保嘉人が有力だ。
正直、これまでの代表におけるパフォーマンスと、最近のJリーグにおけるプレーぶりからすれば、危うい部分はある(しかも故障が続いている)。
ただ、岡田監督がこれまで常に招集してきたという点で、最有力であることは間違いない。

そして最も岡田監督の頭を悩ませていると思われるのが、CBのバックアッパー1枚だ。
もちろん、このポジションは阿部と今野もプレー可能だが、岡田監督は今野をCBとして計算に入れているフシはない(どちらかと言えば、左SBかボランチ)。
逆に言えば、岡田監督がまったくこのポジションのバックアッパーを作ってこなかったことが、ここにきて大きなマイナス材料になっていると言っていい。

しかしながら、ここには本職がどうしても1枚欲しい。警告・退場や、大きな故障など、CBは欠場しやすいポジションだからだ。
そう考えると、やはりここには岩政が入ると予想される。
確かに東アジア選手権では貧乏くじをひかされて評価を落としたが、今、実力的にはこのポジションの国内第一人者であることは間違いないのだから。

ということで、最も妥当な23人は、以下のようになる。

GK:楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎)、西川周作(広島)
DF:中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、駒野友一(磐田)、今野泰幸(FC東京)、長友佑都(FC東京)、内田篤人(鹿島)、岩政大樹(鹿島)
MF:中村俊輔(横浜FM)、稲本潤一(川崎)、遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(グルノーブル)、阿部勇樹(浦和)、長谷部誠(ヴォルフスブルク)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、中村憲剛(川崎)
FW:玉田圭司(名古屋)、岡崎慎司(清水)、興梠慎三(鹿島)、森本貴幸(カターニャ)、大久保嘉人(神戸)


10日のメンバー発表で岡田監督が呼ぶ名前は、おそらくこの23人がほぼ9割の確率と見ていいだろう。

ただし、岡田監督の性質というものを考えると、1人くらいは自分の色を出したメンバーを選出する可能性は否定できない。

そこでその特殊な1枠を予想していくと、思い当たる選手が1人浮かび上がる。
セレッソの香川真司だ。

香川は、岡田ジャパンになってから五輪メンバー枠から急きょ招集され、代表デビューを飾った、ある意味、内田とともに岡田ジャパンを象徴する若手プレーヤーだ。
昨季まではセレッソがJ2だったために招集はほぼなくなっていたが、クラブがJ1に昇格した今年、さっそく東アジア選手権でメンバー招集されている。

サプライズ招集という一般的な俗語は個人的に好きではないので使わないが、残された1割の確率の中に入ってくるのが、香川になるのではないか。
そして、香川がメンバーに加わるとすれば、不調の大久保嘉人が押し出されてしまうことになるかもしれない。

果たして、10日のメンバー発表はいかなる結果に!?

当日は、テレビ地上波4局で生中継がある上、スカパー!でも特番で中継される。
4年に一度のワールドカップのプレイベントを、見逃さないで欲しい。

そして最後に一つ。
そもそも予選を戦ったメンバーをベースに、その後、本大会までの試合の中で数名の修正を行っていくのが真っ当なチーム作りなのに、岡田監督はこの1年、それをまったくやってこなかったことは指摘されるべき部分である。

ワールドカップ出場を決めたウズベキスタン戦以降、岡田ジャパンは16試合ものゲームをこなしたにもかかわらず、上積みどころか、逆に弱体化させてしまっているのが実情だ。

出場を決めた直後、「残り1年で十分ベスト4を本気で狙えるだけのチーム力をつけられる」と豪語した岡田監督が、大会直前になって自信を失い、迷走しているこの事実を、本大会が終った後に水に流してしまっては、いつまで経っても日本サッカーは進歩しない。

そういう意味では、今回のメンバー発表が決してポジティブで希望に満ちあふれたものではないことだけは、間違いなさそうだ。


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