J1第23節 東京V対浦和

J1第23節は、水曜&木曜開催でした。ということで、今回は27日水曜に国立で行われた東京V対浦和の試合に行ってきました。

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この試合で注目したのは、レッズのポンテ。そう、この人の活躍なくしてレッズの優勝はない、というキーマンです。今季は故障でなかなか復帰に時間がかかったわけですが、ようやく試合に出られるようになってきました。そこで、久し振りにポンテが加わったレッズのサッカーは、どう変化しているのかに注目してみたわけです。

まず、今季のレッズの問題点は、まあ色々あるわけですが、その中でもやっぱり攻撃の核がない、という点ですね。去年までは8人で守っても、ポンテとワシントン2人で点が取れたのですが、今季はそうはいきません。ワシントンが帰国し、ポンテまでも故障欠場。期待して獲得したはずの新戦力FWの高原とエジミウソンがフィットしない状態が続いていたため、頼みはトゥーリオの攻め上がりという状態。
他のチームの状態もイマイチなために上位はキープしてますが、レッズはなんだかんだ言っても最後は勝つ、というイメージが見ていても湧いてこないんです。そこが去年とは大きく違う点です。

で、その核となれる選手のポンテが戻ったレッズの攻撃にはどんな変化が見られるのかというのは、今後の優勝争いを占う上で非常に重要なわけです。
しかし……。
この日のスタメン2トップだった田中達也と高原、後半の永井&エジミウソンという組み合わせは、いずれもポンテとの相性はイマイチでした。というか、ポンテは去年までと比べて、すごくプレーし難そうに見えたわけです。

おそらく、ポンテのような精度の高いラストパスを送る選手にとっては、そのターゲットとなる人(シュートを撃つ人)はあまり動き回らないほうが良いんでしょう。ワシントンの場合は、エリア内でシュートを撃てるポジショニングをとり、そこにポンテからの一発のラストパスで仕事をすることが出来ましたが、高原、エジミウソンは動き回ってリズムを作るタイプ。ポンテの狙いとはちょっとずれちゃってるシーンが目立ってました。

もちろんこれはプレースタイルの問題ですから、むしろある程度予測できることです。エジミウソンは最前列に張るタイプではなく、やや下がった位置から前を向いて勝負する選手。高原は一度サイドに流れてリズムを作り、その後にゴール前に飛び込んでいく選手。また、どちらもチャンスメイクの部分でも貢献できるFWです。

となると、トップ下にいるポンテのプレーエリアとかぶる場合もあって、ポンテから出されるパスを受けた場合でも、それがそのままシュートにつながるラストパスにならない場面が多くなってしまいます。
一方、田中達也や永井は去年までも一緒にプレーしていますが、ポンテ=ワシントンのホットラインがあったから、ある意味で相手を錯乱させるバリエーション的にプレーできていたから良かったんでしょうね。

つまり、今はポンテの周りの選手がみんなスペースを狙って動く選手なので、ポンテの精度の高いパスも効果が半減している印象です。で、そんなところにトゥーリオがオーバーラップしてくるので、ポンテもそのバランスをとるような動きになってしまい、怖さが消されてしまっています。

結局、このヴェルディ戦はゲームを支配され、いいところ無し。最後に追い付いたのはさすがと言うべきかもしれませんが、この状態ではACLはもちろん、リーグ制覇もそう簡単ではないでしょう。他チームと比べても、これだけ能力の高い選手が揃っているのに、非常にもったいない。というか、この辺はフロントの補強策にも問題があると言えるでしょう。いや、使ったお金のことを考えれば、そこが結構大きな問題かもしれません。

とはいえ、もう今さら新しいFWを獲得するわけにもいかないですから、あとは監督の采配が重要になってきます。しかし、そのエンゲルスの采配も相変わらず……。うーん、レッズファンの方は悩ましいところですね。

試合終了後は、追いついたということに対する拍手と、不甲斐ないサッカーに対するブーイングが、複雑に入り混じってました。これが、今のレッズを象徴しているシーンだったような気がします。
そう、見守るファンの心理はとても複雑なんです。これ、フロントはどう感じているのでしょうか?

いずれにしても、色々な面で日本サッカーをけん引すべきクラブなのですから、来年はフロントもその辺を示して欲しいですね。今の流れでは、現有戦力も次第に錆びついてしまいそうな予感もします。

逆に、最近のヴェルディは形ができてきたので、すごく安定してます。フッキがいなくなった後、ディエゴが完全にチームの核となってます。それがチーム全体に浸透しているので、シンプルになってます。今季は大混戦なので残留争いから抜け出したとは言えませんが、降格するようなチームのサッカーでないことは間違いないですね。
今のヴェルディは、侮れないです。

さて、そんなこんなで、今週末はいよいよワールドカップ最終予選が幕を開けます。日本の初戦はアウェイのバーレーン戦。岡田監督は「背水の気持ちで臨む」とコメントしてますし、選手も同じようなことを語っています。でも、相手のバーレーンも同じ気持ちであるに違いありません。
果たして、結果はいかに?

p.s.
それにしても、岡田さんの選手選考はよく分からないです。本人もだいぶ焦っているというか、迷っているというか、まあ不安の表れでもありますね、これ。 

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