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zoom RSS オランダ戦をどう評価して、ベルギー戦をどのように見るべきか?

<<   作成日時 : 2013/11/19 07:43   >>

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明日の夜(日本では明日の早朝)、日本はベルギー代表と戦います。
先日、ベルギーはコロンビアと戦い、0−2で敗戦を喫しているので、気合十分で試合に臨んでくれるはず。
そういう点で、日本にとってはコロンビアに負けてくれてよかったと言えるでしょう。

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そして今日は、日本代表は前日練習をキングボードワン・スタジアムで行いました。
オランダ戦を2−2で終えたことで、全体的に明るい雰囲気で練習を行っていた印象でした。
もっとも、いつも通り、練習は冒頭15分のみの公開でしたが。

ところで、先日のオランダ戦、どのように感じたでしょうか?
0−2の状態から追いつき、もう少しで勝てそうな雰囲気だったので、好印象という人が多かったのでは?

しかし、後半の試合内容と結果を額面通り受け止めてはいけない、というのが個人的な印象です。

ひとつは、前半に2点差がつくまでのゲーム内容を忘れてはいけない、という点。
オランダは、あの試合自体、典型的なフレンドリーマッチ的なモチベーションでプレーしていた感じでしたが、そういう中でも、日本は何もできませんでした。

で、2点差がついたところで、オランダはギアを一気にダウン。
大迫のゴールにつながったN・デ・ヨンクのミスなどは、その象徴だったと言えるでしょう。
(とはいえ、あの少ないチャンスをしっかりものにした大迫のゴールは、評価に値すると思います)

後半の内容は、見ての通りです。

オランダは、第3国の小さな街ゲンクで試合が行われたこと、そして3日後にコロンビア戦を控えていることを考えると、エネルギーを出すことは難しいというのが実際のところ。

長友が普通の真剣勝負のようなボディコンタクトをしたとき、ロッベンが主審に抗議したシーンがありましたが、あれこそフレンドリーの典型。
主審も長友に注意をしてましたが、真剣勝負の長友は、ファールじゃないんだから何がいけないんだ? と逆に主審に抗議。

確かにファールじゃないので、長友的には普通のことだったと思いますが、オランダだけでなく、欧州のチームにとっては暗黙の了解的なものを前提にフレンドリーを戦う習慣があるので、ああいった抗議につながったのだと思います。
まあ、どっちがいい悪いの話ではなく、これはあくまでも親善試合に臨むメンタリティーの違いということでしょう。

それにしても、後半のオランダは滅多に見ることができないレベルの酷さだったと言えます。
N・デ・ヨンクが怪我をしたので、後半から通常左SBのブリントをボランチでテスト起用したわけですが、前半との差は歴然。
アヤックスでも最近プレーしたばかりの慣れないポジションゆえ、ブリントも上手く適応できなかったという背景もありました。

中盤にあれだけスペースがあれば、フレッシュな遠藤と香川が支配することはそれほど難しいことではなかったと言えます。
簡単に言えば、アジア予選でもあまりないような、あれだけの大きなスペースが中盤にあれば、日本の実力ならあれくらいできて当たり前だったと見るのが妥当かと思います。
(むしろ、この試合を「当然」ではなく「善戦した」と言ったら、選手たちに失礼だと思うわけです)

また、オランダの問題は、ブリントだけの問題ではなく、むしろ最終ラインがボールを持った際、前線の選手がほとんどパスコースを作る動きがなく、走っていなかった点にありました。
よって、最終ラインは日本のプレッシャーをかわせずに、GKへのバックパスやパスミスが連発してしまった。

そういう点では、試合後に選手が語っていたように、逆転勝ちしなければいけなかった試合だったと見るべきでしょう。
そして、残念ながら、今年に入ってから続いている悪いチーム状態が劇的に改善されたとは、このオランダ相手ではとても言えません。

そうでなくても、W杯予選で首位通過したとはいえ、世代交代で前回大会よりチーム力が低下しているオランダですから、一般的なオランダのイメージと合わせてこの試合を評価するのは危険だと思います。
試合後、オランダの選手たちはみんな笑顔でにこやかにメディアに対応していました。
そこには、「日本にやられた」というような危機感や焦燥感はゼロ。むしろ、仮に負けていたとしても、それほどショックはなかったと想像します。

というわけで、オランダ戦だけを見て、10月までの日本のチーム状況が急激に改善したと見ないほうがいいでしょう。
実際、セルビア戦とベラルーシ戦からわずか1ヶ月後で、特に大きな変化がない中で急に良くなったと見る方が無理があります。
オランダ戦を「点」として見るのではなく、ザッケローニ体制の中の一連の「線」の中にある「点」として見れば、見方は随分変わってくると思います。

そういう見方で、明日のベルギー戦を評価した方がいいでしょう。
しかも、今度は完全なアウェイの中で、連敗を避けるべくモチベーションの高いベルギーと対戦できます。
オランダ戦の後半のように、中盤に大きなスペースはありません。その状態は、きっと90分間続くと思われます(仮に大差がつけば別ですが……)。

もしこの試合である程度の答えを出せたなら、「線」の動きは少し変化しているとも言えますが、今のところ取材の中でそのような要素は見当たらないのが現状です。

果たして、どうなるのか? いずれにしても、これは注目の一戦です。
ちょっと日本時間では難しい時間帯かもしれませんが、是非テレビでご観戦を!


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